競馬予想をする上でも重要な要素
2011/09/29JRAの年間レーススケジュールというのは、競馬予想をする上でも重要な要素です。
これを理解しておかなければ緻密な競馬予想をすることはできません。
なぜ?と思う人もいるでしょうから簡単に説明します。
JRAのレーススケジュールは、基本的にG1を中心に作られています。
まずG1の日程が決められ、それに対してステップレースやトライアルレースとなる重賞やオープンレースの日程が、対象となるG1レースのおおよそ2〜4週間前に設定されます。
さらにそのステップレースに至るための条件戦や特別競走がスケジュールの中にちりばめられることになります。
この距離や条件別に体系的にまとめられたスケジュールに従って、調教師は管理馬の出走予定を戦略的に組み立てていくことになるわけです。
これは条件馬でもオープン馬でも考え方は同じで、違うのは目標となるレースということです。
その馬の得意な条件や力量に見合ったレースを最大の目標にするわけですから、明らかにその馬の条件に合わなそうなレースに出走してくる時はそれが「調整レース」だという可能性も大きくなります。
調整レースだとすれば目一杯の仕上げはしてきませんから、競馬予想としては評価を落とすべき存在と言えます。
逆にそういった調整レースでまずまずの結果を残してきた馬が得意条件の特別競走に出てきたら、これは勝負気配と見るべきでしょう。
G1でも「前走でこのステップレースを経てきた馬は成績が良い」という有意なデータは沢山あります。
このように調教師の戦略を先読みしておくことは、競馬予想には非常に有効なのです。
ただし、気をつけるのは新たなG1が新設された時です。
この時ばかりは今まで毎年同じように組まれていたレーススケジュールが一変します。
同じ名前の特別競走や重賞が距離や条件がまったく変わってしまうこともあります。
ここでは去年と同じような感覚で予想を行っては痛い目を見るでしょう。